永遠を感じるアンバー

ダイヤモンドといえば世の女性の憧れの的。私も例外ではありません。

その輝きはもちろん、希少性とか、地球上でもっとも固い鉱物であるとか、「永遠」を象徴するところとか、その魅力は多方面にわたります。

あんなにキラキラしているのに、鉛筆の芯と同じ炭素からできているのも面白いなぁと思うし、値段が高いところも、もしかすると、ダイヤモンドの人気を高める一因になっているかもしれません。

とは言え、値段が高いということはなかなか手が出せないということで、買う機会は多くはなく、いざ買うとなればその吟味は厳しくなります。

私のお財布でまかなえるものでは、当然粒は小さくなります。
でもできれば透明度が高くて、キラキラのカットで、シンプルなデザインでも存在感のあるやつがいいなぁ。

予算には限りがあるのに、欲求には限りがありません。
こんなふうに恋人にねだったら、一発レッドカードかもしれません。

ダイヤモンド以外の宝石を選ぶなら・・

それならばいっそ、ダイヤモンドではなくほかの石を…そうだなぁ、アンバーが欲しいなぁ。

本当の宝石言葉は知りませんが、アンバー・琥珀には、ダイヤモンドと同じ「永遠」という意味を感じます。

太古の昔の植物の樹脂が固まって、まるで蜂蜜のようなとろりとした黄金色の石になる。
その時間に思いをはせると目眩のるすような心地がして、恋人から贈られるのに相応しい宝石だと思うのです。

その時代の空気を閉じ込めた、気泡入りのアンバーとかも素敵。

でもひとつ難を言えば、なかなか若い人向けのデザインを見かけないこと。

丸くカットした大粒の石をドーンとつけた指輪や数珠もいいのだけれど、粒はそれほど大きくなくても、台座に工夫を凝らした指輪やピアスがあったらいいのになぁと、ウィンドウショッピングをしながらいつも思っているのです。